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健康コラム

不定愁訴について

不安の時代と漢方薬 2007.06.09

今、新聞を賑わしている凄惨な事件が増えています。
今年は特に多いような気がします。その上、尊属殺人が増えております。
これは仲間を滅ぼすことになり、追い詰められた動物が共食いをするような感じがします。
たぶん精神が疲れ果てて、余裕がなくなりどうして良いかわからなくなって追い詰められるのでしょう。
かなり、深刻な状態ではありますが真剣に私たちみんなで考えてこの流れを押しとどめたいですね。
話は変わりますが、今年の運気は木運不及といいまして木性の臓器である肝臓が弱り、その対極にある土性の脾臓が弱ります。
したがって、肝虚、脾虚の状態になりやすく肉体的には肝臓、筋肉、胃腸などが弱ります。さらに精神的にはたいへん落ち着きがなくそわそわして身の置き所がないという風なことになるでしょう。
突然、泣き出したり、怒り出したり、感情の起伏が激しいのは精神が落ち着きを失っているときのでしょう。
お子さんの夜鳴きが激しかったり、なかなか寝つきが悪くいつまで起きているのは精神が落ちかないのでしょう。
お子様だけでなく大人の場合は精神が安定しなくて不安でいっぱいになり、うつ病になったり、パニック障害になったりします。
こういうときに漢方薬で精神が落ち着いて楽になることがあります。
精神にも効果のある漢方薬がいろいろとあります。
五情には怒、喜、思、悲、恐があります。それぞれの感情と内臓には関連があります。
たとえば、あまり考えすぎると思いが強くなり消化器である脾臓の働きが疲れます。あまり悲しむと肺の機能が低下します。恐れすぎると腎の働きが低下します。怒こりすぎると肝を破る。このように同じ感情を長く持ち続けると内臓に悪影響が出ます。
漢方薬で内臓を助けることで、精神の疲労を回復させる可能性があります。

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