「お血:おけつ」という東洋医学の言葉はご存知ですか。
動脈硬化というのは皆様がよく知っておられますが、
「お血」はまだ認知度が低いようです。
「お血」は本来スムーズに流れている血液循環が滞っている状態や
血栓ができて血管の流れがほとんど詰まっている状態を指します。
ストレスで気の流れが悪くなったり、水毒で血流を邪魔されても?血ができることがある。
お血は、痛みやしこりや黒ずみになって現れます。
肩こりや頭痛や生理痛が起こりやすく、生理の時の出血が赤紫色の血が降りたり、
血の塊がおりてくる。
こういう人は目の下のクマができたり、顔色がくすんできたり、シミやソバカスが出てきます。
また、舌の色や歯茎や唇などの粘膜のところが暗く赤紫っぽい色になったり、
紫色の斑点がでてきたり、舌の裏の静脈が太く蛇行することになります。
お血を放っておくと、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣膿腫、
足の静脈留、動脈硬化が進行して心筋梗塞や脳梗塞やなどの
色々な病気に発展することもあるので、できるだけ早めに対策を立てることが必要です。
白砂糖・果糖の摂り過ぎ(お菓子、果物)、脂っこいもの、
肉類などの高エネルギーのものを摂りすぎもお血をたくさん作ることになります。
とにかく、血液循環が悪くなるということはこれらの病気以外にも
健康のためにも宜しくないことなので、お血のある方はぜひ治して欲しいと思います。
実は指先の爪の生え際の毛細血管を顕微鏡で見る機械を導入しました。
ご興味のある方はお電話で予約して、ご来店ください。
私も何人かの人の毛細血管を見てみましたが、すごく分かりやすくて驚きました。
現在の血流の状態を目で見れるので、自分の健康管理にも役立てそうです。
疲れたり、不摂生をするとすぐに出るので驚きます。
漢方薬などを飲むとたちまち血流が良くなるので、納得できます。
最近テレビでも何回か紹介されています。