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9月から筋肉のトラブルが増えている 2012.10.20

今年の運気は木運大過と言いまして、東洋医学の五行説では木は体の部分で言えば肝、胆嚢、筋肉、爪のことを指します。
木の勢いが強過ぎるために時には肝にトラブルを起こす可能性がある年です。
8月7日立秋から11月7日立冬までは秋であります。
秋は肺が盛んになり、肝が押さえつけられる季節ですので、肝の養いを受けている筋肉も弱って色々な問題を起こしやすくなります。
例えば、腰痛、膝痛、坐骨神経痛(脊柱管狭窄症)、ぎっくり腰、肩こりなども筋肉の力が衰えて起こる病だと思います。
9月になって、上記のような相談が当店でも顕著に増えてきたように感じます。
皆様の周りでも困っている方のお話をよく耳にすることはありませんか。
当店でも今年はこのような筋肉に関するご相談が例年の何倍も増えています。
最近、脊柱管狭窄症という病名で困っている方が増えているような気がします。
脊柱管狭窄症とは、文字通り脊柱管が、何らかの原因で狭くなり、その結果、神経や血管を圧迫するために起こるものと説明されています。
私は筋力の低下によって脊椎管が圧迫され、神経の束が押されて血流が悪くなり症状を出すと考えています。
したがって、漢方薬で筋肉の血流を良くしてやることで、痛みは速やかに改善しています。
症状が改善してきたら、ラジオ体操で全身の筋肉を動かすようにして、鍛えると良いと思います。
年配の患者さんに筋肉の病が増えているのは運動不足で筋肉を使わなくなったので、筋力が低下して来ているのと、60歳を超えると筋肉が弱ってくるので、関節の病が増えてくるのだと思います。
それともう一つ原因として考えられるのは白砂糖の摂り過ぎで、体の組織がゆるみ筋力も衰えるのではないかと考えています。
東洋医学では60歳を過ぎると肝が衰えると言われていますので、筋肉も衰えてくるのでしょう。さらに甘いものを取ると心も体も緩むとも言われています。
そのため、甘いものを食べると力が抜けてリラックスしますが、白砂糖は甘みが強すぎるので、行き過ぎて筋肉の力も衰えるのでしょう。

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