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健康コラム

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増えてきた冷房病 2012.08.29

今では冷房病という名前を知らない方も多いでしょうか。
節電ブームで冷房の温度も高めに設定するところが増えてきたので、以前ほどひどく冷えている人は減りました。
しかし、今だけでなく昔若いときに冷房で冷えたことがあると言う人が数年または数十年経って症状がでてくるというケースもあります。
どのような症状かというと「朝が起きづらい、下痢や軟便がでる(朝のことが多い)、昼間眠い、首筋がこる、頭痛、頭がボーとして考えがまとまらない、車を運転していてヒヤッとすることがある、体がだるい、やる気が出ない、めまいを起こす、体にしびれがある、尿が近い、寝つきが悪い、熟睡できない」などです。
きっとこのような症状が思い当たる方はけっこういると思います。
また、冷房の風を体に直接当たるところで仕事をする、冷房の入ったところを出入りすると冷房病にかかりやすいようです。
冷房病は東洋医学では少陰病と言い、体の奥が冷えて代謝が落ちて気力体力が低下します。
何か最近すごく体が疲れやすくスッキリしないので、自律神経失調症ではないだろうかとご相談される場合に冷房病の患者さんであることが意外に多い。
冷房病の現れるのは時期としては、だいたい6月の下旬から10月の上旬ぐらいの間です。
これから、増えてきますので冷房の風は直接からだに当てないように気をつけたほうがいいです。
強い風は表面を冷やすが、微風に長く当たっていると身体の奥まで冷やしますのでご注意ください。
冷房病と関係ないのですが、扇風機の風でも首を振らせずに長く当たっていると体の芯まで冷えきって、高齢の方や赤ちゃんの死亡例がありますので、お気を付けください。
お風呂から出てきて暑いと言いながら冷房の風を素肌の胸に直接当てている人がいます。
これは東洋医学的に考えると心臓を冷やして心不全や心筋梗塞を起こす可能性があると思いますので、やめて欲しいです。

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