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飛蚊症で困っておられませんか 2009.02.14

今回は加齢と共に増えてくる飛蚊症について考えたいと思います。
飛蚊症で困っておられる方の相談をよくお聞きします。
目は外から入った光を 「網膜」 に写して映像を結びます。
しかしこの時、有害な紫外線を同時に浴びることになります。
この紫外線が網膜を通して目に入ると、硝子体中に【活性酸素】が発生し、その結果たんぱく質や脂質が酸化されてしまいます。
やがて硝子体の組織を変質させ、飛蚊症が生じるのです。
若い時や体の免疫機能が正常であれば、目に発生した 「活性酸素」 をすぐに分解する「酵素」が分泌されるので、硝子体の組織の酸化を抑え、飛蚊症を防いでくれます。
しかし年をとるごとに、この「酵素」の分泌が減少するため、組織の酸化を抑えきれず、その結果 飛蚊症となります。
最近では、生活環境の変化で、若い方でも「酵素」の分泌が減少し、飛蚊症になる方が急増しています。
これらは”生理的飛蚊症”と呼ばれ、飛蚊症の中で最も多い原因となっています。
ただし、突然に浮遊物が現れ、 鮮明で常に見える状態になる場合は後部硝子体剥離や網膜裂孔などの重大な眼病のケースが心配されますので、一度眼科の受診をお勧めします。
生理的飛蚊症に対する対策は「活性酸素」を少しでも避けることが重要です。
例えば、外出時にはサングラスを着用したり、紫外線を発するテレビやパソコン画面の利用時間を減らすことが大切でしょう。
また、積極的に改善するためには重大な眼病につながらない生理的飛蚊症は活性酸素が水晶体の中のたんぱく質や脂質を酸化したために起こったわけですから、活性酸素を気長に除去することによって改善する可能性があります。
東洋医学的に考えるとこれは目の老化ですから、目の陽気の不足と考えて、その人に合った漢方薬を飲むことにより改善すると考えられます。
さらに、東洋医学的に考えると目は肝と腎に関係するので、患者の肝と腎の状態にあった漢方薬が良いとおもいます。
1年以上かけて根気良くお続けになることが必要になるでしょう。

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