10月18日の毎日新聞によりますと「O157によって福岡で4歳女児死亡 今年は全国で感染多発」ということでした。
以下はその記事の内容です。
『 福岡市は18日、市内の病院に入院していた粕屋郡の女児(4)が病原性大腸菌O157に感染し、死亡したと発表した。病原性大腸菌による死亡例は97年以降、福岡県では初めて。
女児は12日に発熱、下痢や血便が出て粕屋郡内の医療機関を受診し、その後福岡市内の病院に入院した。溶血性尿毒症症候群を発症し、18日に死亡した。市によると、女児の家族で体調不良を訴える人はいないという。
国立感染症研究所によると、今年はO157など病原性大腸菌による感染症が全国で多数発生。9月20日現在で3151件と、00年以降の同時期比では01年(3805件)に次いで多い。』
今年の夏の気温が異常に高かったので、人間の腸が弱ってしまったと思います。
夏には腸や肺、気管支が弱るということは皆様もご存知だと思います。
今年は異常な暑さでかなり弱っている可能性があります。
肺や気管支が弱っているので咳がなかなか治らなくて、いつまでも長引いている方が多いと思います。
今年の秋は風邪と胃腸症状に気をつけるべきでしょう。
少しでも異常を感じたら、養生してください。
風邪の養生としては急に気温が下がることがあるので、携帯に便利な薄手の上着を持ち歩く、冷たいものを控える、夜はなるべく早く寝るなどです。
睡眠時間が短いと身体が冷えてきます。
胃腸の養生としてはご飯をかならず食べて、脂っこいものや消化の悪いものは少なめにしてください。
おかゆの効果を再認識していただきたいと思います。
おかゆは身体を温め、米の力で胃の気を助け、漢方薬の働きを助けます。