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健康コラム

その他

骨折、捻挫と漢方薬 2007.05.26

今年は天候が不順で体調を壊す方が増えております。
今年は木運不及で肝と脾の働きが安定しません。
東洋医学では肝は筋を養い、脾は肌肉(肉)を養う。
そのため、筋肉の血行が悪く伸縮が悪くなるでしょう。
肉体労働やスポーツをしている人は特に気をつけたほうが良いでしょう。
筋を痛める、骨折、捻挫、肉離れなどを起こしやすいでしょう。
世間では漢方薬がこういう場合に以外に素晴らしい力を発揮できることが知れ渡っていません。
実は漢方の原典には外傷を治す方法が書かれています。
毎日ご相談している患者さんの中に打撲、骨折、骨にひびが入る、捻挫、筋を痛める、鞭打ちなど怪我がいったんは治ったかに見えて何年かして後遺症が出てきて困っている方が思いのほか多いことに驚きます。
本来のご相談とは関係はないのですがたまたま怪我のときも漢方薬で治す可能性があるということをお話したら、実は自分は怪我の後遺症で困っているというお話になり、漢方薬をおだしして改善していただいている方がたくさんおられます。
この怪我の後遺症はなぜ起こるのでしょうか?
怪我をしたときに傷口が完全に治りきらず表面はきれいにくっ付いていても内部で血管や神経や経絡がうまくつながっていないと考えられます。
身体の気の流れの通り道である経絡の気の流れがスムーズに行かなくなることがあります。
経絡の気の流れが滞ると痛みを発したり、違和感を感じたりします。
これらの自覚症状が昔からよく言われる「古傷が痛む」ということになるでしょう。
それから、打撲、骨折、骨にひびが入る、捻挫、筋を痛める、鞭打ちなどの怪我をしたときにレントゲンなどで確認できるほどの内出血は外科的に取っていただけるのでしょう。
しかし、確認できないほどの微量の内出血はそのままになっている可能性があります。
東洋医学では「お血」が残るということになり、それが後になって災いを起こす原因になると思います。

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