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健康コラム

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生理についての誤解を解く 2004.05.21

相変わらず天候が不順ですが、皆様お元気ですか。
今回は生理に対する誤解を解きたいと思います。
生理はあくまでも一つの生理現象でごく自然な身体の営みです。
したがって、生理前症候群とか生理痛とか生理周期の乱れがあるのは異常な状態なのです。
さらに付け加えると更年期も単に生理が終わるときをいいます。
あるのが当たり前のように言われている更年期障害も本来は異常な状態と言えます。
これらの生理に関して、世間に広まっている誤解があるので、生理の異常に対する危機感がなくなるのでしょう。
最近、不妊症や婦人科系のご相談はどんどん深刻さを増し、30代前半に早発閉経を言い渡されている方が増加しています。
女性の閉経は本来50歳前後に訪れるものです。
それが、20年近くも早くなってしまうのはとんでもない事態であること患者さん本人が強く自覚しておられないことが多いのに驚きます。
さらにもっと深刻なのは初潮から生理周期がかなり乱れ、10代でホルモン剤、または排卵誘発剤を投与しないと生理が来ないとか排卵しないと言う患者さんがおられることに愕然とします。
ご本人がご自分に起こっている事態の深刻さに気付いておられないことに歯がゆさを感じます。

 

特に私が心配になるのは若い女性の身体がますます弱り、年々深刻さを増してきていることです。
そのうえに、近年急激に増加してきた性感染症であるクラミジア感染の問題は不妊症を誘発し、日本の少子化に拍車をかける要因となる可能性があります。
若いが故にご自分の健康に対する関心が薄いのは仕方ないかもしれませんが、これから次世代を生んでいただく大事なお身体を大切にして欲しいと願わざるをえないです。
やはり、身体を健康に保つには食事と適度な運動と精神的な安定が必要でしょう。
健康を保つためには、米を中心にした食事を1日3食きちんと食べていただき、夜はなるべく早めに寝て欲しいと思います。

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