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健康コラム

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鞭打ち症と漢方薬  2002.04.06

桜の季節も終わりもうすでに夏のような高い気温の時もございますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
暖かいようで急に朝晩は涼しいというような天気が多いので風邪を引いておられる方が多いでしょう。
なにか上に羽織ることが出来るような服装で外出されることをお勧めします。

 

話は変わりますが、先日立て続けにお二人のむち打ち症の患者さんのご相談に乗りました。
頭が重い、首が曲げにくい、頭がボーとする、集中力が無くなる、やる気が無くなるなどの不快な症状を訴えておられました。
意外にこれらの症状は治りづらく一生治らないのではないかと思われています。
これらの症状はなぜ出るのでしょう。東洋医学的に考えると交通事故の衝撃でがくんと首が鞭のようにしなり筋が急激に伸びて内出血するのでしょう。
たぶん病院ではいろいろとお調べになっているのでしょうが、あまりに微細な出血なので検査に引っかからないのではと考えられます。
しかし、現実に内出血を取るためにその方に合った駆お血剤(お血を取り除く薬)をお飲みいただくとびっくりするぐらい早く楽になってきます。

 

ただし、むち打ち症になってから時間が経っているとそれなりに時間はかかります。
しかし、症状は治るのはそれほど時間はかかりませんでした。
お血というのは内出血だけでなく動脈硬化などの血流障害なども含みます。
むち打ち症以外で駆お血剤が効果を発揮するのは婦人科系の子宮筋腫や子宮内膜症、打撲傷、肉離れ、腱鞘炎、しみ、くすみなど広範囲に威力を発揮します。
現在、なかなか治りづらくお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

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