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健康コラム

肩こり・腰痛・肩痛・神経痛について

肩こりは漢方薬で治療可能 2004.04.29

肩こりで悩んでいる方や治らないと諦めている方や針灸治療、マッサージ、整体などの治療を受けておられる方が当店にもたくさんご来店になります。

一般的には肩こりの直接の原因は、筋肉への酸素不足と老廃物の蓄積であり、筋肉への酸素不足などを招く原因は色々あるとされています。

 

原因と考えられるのは次のようなものです。

・体型:肥満、やせすぎ、姿勢が悪い、なで肩など。

・姿勢:腹ばいで本を読む、寝ながらテレビを見る、前かがみでデスクワークなど。

・体質:冷え性 生活:精神的なストレス、目の疲れ。
・身体の変調:高血圧、狭心症、低血圧、胆石(胆のう炎)、更年期障害、貧血 などが考えられています。

 

それでは肩こりを東洋医学的な角度から、考えて見たいと思います。
肩こりと一口言っても場所が色々あります。
・肩の端と首の付け根の中間で、足の少陽胆経にある「欠盆」と言うツボの辺りがこる人は「肝、胆嚢」が疲れています。
・首の後ろ側の付け根の少し下の太陽膀胱経にある「大杼」と言うツボの辺りがこる人は「腎、膀胱」が疲れています。
・首の横の頚動脈の近くで、足の陽明胃経にある「人迎」と言うツボの辺りがこる人は「脾、胃(つまり消化器系全体)」が疲れています。
・首の横の頚動脈より少し首の後ろ側で、手の太陽小腸経にある「天容」と言うツボの辺りがこる人は「心、小腸」が疲れています。
・「欠盆」のツボより少し肩の端のほうに近くて、手の陽明大腸経にある「巨骨」と言うツボの辺りがこる人は「肺、大腸」が疲れています。

 

このように一言に肩がこると言ってもいろんなところに原因があり、さらに2つ以上の原因が重なっていることも良くあることです。
したがって、肩こりを治すには根本的に身体の内部を治し、健康にする必要があります。
さらに付け加えると、肩こりは内臓の疲れを教えてくれる素晴らしいシグナルであると言うことです。
東洋医学は「未病を治す」と言う考え方があり、まだ病気になっていないうちから、内臓の弱りを見つけ早めに治すことも可能であると言うことを分かっていただきたいと思います。

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