この頃、腰痛のご相談をよく受けます。
皆様の中に腰痛で苦しんでおられる方はおられませんか。
人間が二足歩行しているので腰痛は避けられないとも言われています。
しかし、腰痛には原因がありその原因を突きとめて治す事は可能です。
これから、腰痛の原因を東洋医学的に分類してみましょう。
1. 冷え(子宮、腎など)
2.疲労の蓄積
3. 打撲や事故による後遺症
4. 大腸、小腸
5.肝臓の機能低下
6. その他
以上のような原因が考えられます。
これらの原因が二つ以上あるケースももちろんあります。
1や2や3や4の原因の場合は店頭で漢方薬を服用いただき
15分ぐらいで 痛みがほとんど消えてしまうことよくがあります。
にわかには信じられないかもしれませんが本当のお話です。
先日も名古屋からわざわざご相談にこられた30代の女性は
脊椎がねじれているのでこれは治りませんと病院で言われた方でした。
その方は腎の冷えが原因で背筋が硬くなりバランスが悪いのだろうと判断して
腎を温める漢方薬と朝鮮人参の内服薬などお飲みいただいて15分してから腰を左に少しひねって頂きました。
そうしたらなんと先ほどまでは痛みのあったところがほとんど痛みが消えてしまっているではないですか。
ご本人も痛みがほとんど消えてしまったことに対して信じられないようでした。
大変喜んで名古屋までお帰り頂きました。
その後、2時間ぐらいしてご本人からお問い合わせのお電話がありました。
「店頭で飲んだ漢方薬と一ヶ月分の持ち帰った漢方薬が同じ薬ですか。」と聞かれました。
なぜなら、自宅に帰ってから寝転んでいろいろ体を動かして試してみたら
まったく腰痛がなくなってしまったので店頭で飲んだ薬は特別のもの思われたようです。
どうしても漢方薬がそんなに早く効いたことが信じられない様子でした。
常識では奇跡的としか思えないような結果がよく起こります。
「漢方薬は効果が出るのに時間がかかる」という常識が定着しています。
そのため、このように早く効くこともあるのだと分かって頂けるとありがたいですね。
本来漢方薬は急性病(インフルエンザ、麻疹、赤利、コレラ、ヘストなど)使うお薬として世に出てきたのです。
素早く効果が出ないと患者の命を助けることが出来ません。
もちろん慢性的な持病は痛みが消えたからと言ってそこで止めたらまた痛くなります。
ある程度は飲みつづけていただくことは絶対必要です。
とにかく腰痛でお困りの方は是非ご相談下さい。