今年はたいへん寒くなりました。皆様の体調はいかがですか。
今年になってから、冷えてからだの調子が悪くなっていたと言う方が続出しております。
胃腸風邪も相変わらず多く聞きます。流行っているようです。
去年の夏がすごく暑かったので、腸が弱ってしまったのでしょう。
腸が弱ると肺や気管支も弱くなって、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
東洋医学では大腸と肺や気管支が関係があると考えています。
したがって、かせやインフルエンザにかかりやすい人は腸が冷えて弱っていると考えられます。
風邪やインフルエンザの予防のためには、腸を冷やさないことだと言うことが分かっていただけるでしょう。
毎日の食生活を中心とした生活態度に原因があることにお気づきいただきたいと思います。
では、どのような食事をするかと言いますとお腹を冷やすものは出来るだけ避けて欲しいです。
つまり、冷たいもの、生もの、果物、陰性の食べ物などをとればお腹を冷やすことになります。
お風呂に入らずにシャワーで済ましてしまう人がいますが、体が冷えやすい人にはまずいでしょう。
生活にも気を配っていただくことが必要になります。
風邪も含めた病気は偶然になったのではなく、日ごろの食事を含めた生活に問題があって、必然的に病気を引き起こしたと言うことになります。
自分に責任がなく外的な要因が原因となる病気もあるでしょうが、多くは自分に責任があると思います。
自分で病気を防ぐことが出来る可能性があるということを東洋医学は教えてくれています。