ここ1.2ヶ月前より風邪が流行り始めましたね。
読者の皆様は如何ですか。
夏が異常に暑かったと思ったら、秋になったら急に冷えてきました。
そのためにお体が気温の変化について行けなくて冷えてしまったり、芯熱がこもってしまったりしております。
冷えた時には頭痛、手足の冷え、下痢、昼間の寝むけ、だるさ、疲労が残る、寝起きが悪いなどがあります。
芯熱がこもった時には胃が重い、舌が白い、口が乾く、口がまずい、
咳が出る、身体が重い、めまい、吹き出物が出る、歯茎が浮くなどいろいろあります。
昔から風邪は万病の元と言われています。
その風邪によって身体が冷えてその状態が体に残れば冷えの病気を引き起こす原因となるでしょう。
また、芯熱が体に残りその芯熱が肝臓に行けば肝炎になる引き金になり、胃に残れば胃腸炎の引き金にもなります。
最近、よく風邪から胃腸に炎症が入って胃腸炎を起こす方が増えています。
これは皆様の胃腸が日ごろより弱っているので風邪の時にこじれて胃腸炎になるのでしょう。
このように風邪ぐらいと侮ることなく早めに治していただくことをお薦めします。
分かりやすくいえば風邪は冷えと疲れによって起こる病気です。
早く治す秘訣は身体を冷やさないことと温かいおかゆを食べて休養を取ることです。
それから、風邪は漢方薬で意外に早く治ることがありますので是非ご相談ください。
さらに漢方薬は「未病を治す」と言う言葉どおり病気予防が得意です。
漢方薬を半年から1年ぐらい飲み続けて頂くと最近風邪を引かなくなりましたという声を良く聞きます。
私が皆様に一番お薦めしたいのは健康な身体の創造です。
風邪を引かないだけでなく多くの病気の予防に漢方薬は素晴らしい力を発揮してくれます。