今年は風邪が流行しやすい年だと思います。
しかも昨年(平成9年)の運気で消化器系が弱って疲れているので、
抵抗力が低下し治りにくくなっております。
風邪は疲れがたまった時によくかかります。
特に妊婦さんや赤ちゃんが欲しいと思っている方は
新薬のかぜ薬を飲む時に不安がありますね。
ではどうやって風邪を予防したらいいかといいますと
皮膚は肺、大腸と関係しているので、
冷たいもや果物、生もの、冷たいビール、ジュースをなるべく控えてください。
あとは温かいごはん(食欲のない時はおかゆが良いでしょう)と
あっさりした消化の良いおかずを食べて下さい。
身体が冷えた時に風邪にかかりやすくなりますから、
なるべく寒い時は温かい恰好をして、特に首筋を冷やさないようにご注意願います。
首筋を冷やさないためマフラーをするのも良いと思います。
なぜなら、首筋には風池、風府と言うツボがあり、
ここに冷たい風が当たると風邪をひいてしまうからです。
妊婦さんは、子宮の血が集まった状態になり、
体表に血が少なくなり、陽虚のため冷えやすくなっております。
そのため生理前と同じで妊娠の初期は、特に風邪になりやすいようです。
なるべく温かい物を食べるようにして下さい。
風邪の治りにくい方はその方に合わせて漢方薬をお出ししますので、
ぜひご相談願います。