皆様の中に胃腸風邪を引いている方はおられませんか。
風邪から始まって胃が痛くなったり、下痢をしたり、食欲が無くなったり、
吐き気がして、気分が凄く悪くなるなどの症状が出ます。
私のご相談の中にもそんなお話を良くお聞きしております。
これは東洋医学的に考えると風邪の芯熱が胃腸に入って胃痛や下痢などの症状を誘発するのです。
その上、筋肉に芯熱が入って節々が痛くなったり、肩こりがひどくなったり、
腰が痛くなったり、体中が硬くなってきます。
また、今年に入ってから多かったのは芯熱が皮膚に入って
肌がやたら痒くなった人のご相談です。
なぜこのような状態になるかといいますと、
春先は気温の変化が大きく寒暖の差がありますので、
体表面が冷え、逆に体の内部(東洋医学的には半表半裏)に芯熱がこもりやすいためです。
漢方薬にはこういう症状に良く効く薬がありますので、一度このお薬を飲んでみられては如何でしょうか。
しかし、漢方薬はメーカーによって薬そのものの品質にかなりの開きがございますので、
飲んでもあまり効き目が良くないことがございます。
それにお薬が合わなくて効かないこともございます。
そんな時はご相談により患者さんに合ったお薬をお薦めしますので、お電話で是非ご相談ください。
さらに昨年の暮れからアトピーや皮膚病をお持ちの方は症状が悪化して苦労されておられます。
その原因は皮膚に血の芯熱が入って表面化しているのでしょう。これも漢方薬で治すことは出来ると思います。
また、今年の運気は腎と心のバランスが悪いので、血行も非常に悪くなったり、
冷えが異常に強くなったり、思わぬ変調を来たす事があるでしょう。
胸が苦しくなったり、息苦しくなったり、動悸がして気分が悪くなるようなら心臓が少し弱っている可能性があります。
直ぐに安静にして下さい。急に身体を冷やすと心臓に負担がかかることがあります。
何か思い当たる方はご自分ひとりで悩まずに一度ご相談ください。