節電ブームで冷房の温度を上げるところが増えています。
冷やしすぎも問題ですが、あまり度が過ぎると熱中症になる危険性があります。
暑くなったら汗を書くのが当たり前と思っている方もいますが、暑くて身体がほってっているにもかかわらずほとんど汗のかけない人もいます。
なぜ、汗をかけないのでしょうか。
汗は東洋医学では「心液」といい、心臓とか血に関連があります。
したがって、心臓が弱かったり、貧血気味であったり、血液循環が悪く冷え性の人は「心液」を作り、汗をかく力がなくなるでしょう。
高齢の方は汗を大量にかくと心臓に負担が掛かることに注意が必要です。
汗をかく事で体表面の温度を下げることが出来るのですが、汗をかく事がほとんどできないとどんどん体温が上がって熱中症になる危険性が高まります。
日頃より、ご飯をしっかり食べて米の良質なたんぱく質を摂取していると元気な血をつくる材料が集まります。
毎日の食生活が健康の基本ですから、見直して頂きたいと思います。
心臓が弱ると動悸や息切れと共に冷汗が出ることをご存知ですか。
冷や汗をよくかく人はあまり過労をしないようにお身体を労わってあげてください。
今は梅雨ですから、湿度も高く汗をかきづらくたとえ汗をかいても蒸散作用で体表面の熱を奪うことができません。
夏もこれからだんだん暑くなりますが、今の時期でも以上の理由で熱中症になりやすいということを頭の片隅にでも置いておいてください。
電力不足が声高に叫ばれていますが、休止されている多くの火力発電所があります。
火力発電所さえ稼働させれば電力不足は発生するハズがありません。
私にはこのような間違いをマスコミが報道しないのが理解できません。
冷房の必要なときは適度に使ってよい事を知らせるべきです。
節電のしすぎが原因で熱中症になり命を落とすなどということは許されません。