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健康コラム

熱中症について

冷房病と熱中症の違い 2011.07.16

梅雨が終わっていないのに、すでに真夏のような暑さが続きました。
今年は節電が叫ばれていますので、クーラーの設定温度を上げているところも多いと思いますが、湿度が高いと26度ぐらいでも熱中症気味になることがあります。
今年は水運不及という運気で水の禍が多く出るでしょう。
さらに水と火は相性がとても悪いので、これが戦うと激しい闘いになります。
水と火は人間の体で言えば腎と心ということになります。
腎が弱っているので、冷房で冷えて冷房病になりやすいでしょう。
但し、冷房病も困ったものですが、熱中症も場合によっては命を奪われることもあります。
体に合わせて賢くクーラーは利用すべきだと思います。
冷房病の症状は下記のようなものがあります。
朝が起きづらい、下痢や軟便がでる(朝のことが多い)、昼間眠い、首筋がこる、頭痛、体がだるい、やる気が出ない、めまいを起こすなど症状が多く出ます。
冷房の入ったところ外を出入りすると冷房病にかかりやすいようです。
冷房病は東洋医学では少陰病と言い、体の奥が冷えて代謝が落ちて気力体力が低下します。
それから、熱中症も今年は例年の5倍以上に増えています。
熱中症の症状は喉が良く渇く、水分をたくさん飲んでしまう、めまい、立ちくらみ、足元がふらつく、頭痛、頭重、気力の低下、疲労感、虚脱感、足のケイレン、食欲不振、肩こり、背中のこり、吐気、嘔吐、失神(日射病など)などの症状がいくつか重なって起こることがある。
冷房病と熱中症は同じような症状が多く紛らわしいのですが、一番の違いは冷房病は冷えが体の内部にあるのでそれほど冷たいものや水分を欲しがりません。
しかし、熱中症は体の内部に熱がこもっているので、それを冷やすために冷たい物をほしがることになります。
この違いを見分けることが大切です。
冷房病も熱中症も漢方薬を飲むとたちどころに楽になっている方が多く感謝されています。

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