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健康コラム

熱中症について

猛暑と熱中症 2004.07.24

今年はかなりの猛暑で当地の三重県津市でも気温が35℃以上の日が、長く続きました。
地球温暖化がこれほどまでに深刻な事態を招くとは夢にも思えませんでした。
そこで、こんな暑い気温に慣れていないと経験不足によって危険な目に合うことがあります。
例えば、汗を一気にかきすぎて脱水症状などを引き起こすことや体内に芯熱がこもり過ぎて体温が急上昇し、血流障害を起こし、血管のつまりを引き起こすことも考えられます。
6月の時点では、冷房病のご相談が多かったのですが、7月に入ってからは熱中症の相談が増えてきました。
今までの夏は冷房病に対するご注意をしていたのですが、今ではむしろ冷房は賢く使っていただくようにお勧めしております。
体が冷えやすいので、冷房はあまり使わないようにしているという方の中に熱中症気味の方を何人か見つけました。

 

ちょうど中日新聞の7月22日に「熱中症を防ぐには」というタイトルの記事が乗りました。
その記事の中で竹内昭憲・名古屋市立大助教授は『熱中症には水分の吸収が早いスポーツドリンクがいいといわれるが塩分がわずかしか入っていない。
スポーツドリンクは成分にブドウ糖が含まれているため、食欲が落ちてしまう可能性もあり、茶や水を飲んで十分に水分を取った上で食事から塩分を取る方が効果的である。
外に出るときには、風通しの良い衣服や、直射日光を避けるための帽子や日傘は必需品。屋内でも風通しの悪い場所や、湿度が高い場所は熱中症になりやすい。窓を開けたり、冷房をかけたりすることが必要』と話す。
世の中全般が大きく変わろうとしていますが、健康に関しても今までの常識が通用しない時代がやってきました。
皆様には正しい知識を持って健康に留意していただきたいものです。
地球規模の異変には予測がつきませんが、東洋医学でその場その場で対応していけばある程度の順応は出来ると思います。
今後も皆様の健康に関するご相談にのりたいと思います。

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