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健康コラム

夏バテについて

夏の疲れを取る方法 2006.08.26

 

2001.07.19


「夏の疲れを取る方法」 2006.08.26

今年のように蒸し暑い日が続くとどんどん汗をかいて疲れがたまります。
東洋医学では汗は心液といいます。
つまり、汗は心のエネルギーを使って心から胃をとおり、肺に入って皮膚から出てくるものです。
どんどん汗をかくと心(血)のエネルギーが奪われていくことになるでしょう。
さらに、胃や肺の陽気を使って外に出ようとします。
汗をかきすぎると胃や肺や皮膚が冷えることがあります。
まず、血が疲れ陽気が減って血虚、気虚になるでしょう。
食欲がないからといってご飯を食べることをおろそかにすると栄養不足で血虚になります。
血虚になると昼間眠くなったり、だるくてやる気がなくなったり、物忘れがひどくなったり、目の下にくまが出来たり、朝の寝起きが悪く午前中に頭がぼーとします。
東洋医学では味と身体の関係を重要視しています。
漢方の生薬の気味から、薬効を考えます。
辛いものは肺と大腸を助けると考えています。
夏にカレーライスがおいしく感じるのはこの原理で考えればうなずけますね。
インドや東南アジアで香辛料をうまく使う伝統的な文化があります。
夏場ほど胃腸が弱るので、食欲を回復させるために香辛料をうまく使ってください。
たとえば、コショウ、生姜、わさび、唐辛子、紫蘇などをうまく取り入れて、胃腸の働きを高めてください。
食中毒が夏に多いのは気温が高いので食べ物が腐りやすいことが、原因と思われています。
しかし、私は夏になると腸が弱ることが原因と考えます。
胃腸の働きを高めておくことが食中毒の予防にもなるのです。


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