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健康コラム

冷えについて

冷房病と健康法 2004.06.11

今年は例年より早くから蒸し暑くなってきましたので、職場や店舗や家庭で5月から冷房を使い始めています。
したがって、すでに冷房病(東洋医学では少陰病と言います)の兆候を表す人が増えております。皆様はいかがでしょうか。
次のような症状のある方はご注意ください。
冷房で腎と胃と肺を冷やしすぎて体調を壊します。 腎と胃と肺が冷えると次のような症状が出ます。
例えば下痢(朝方に多い)、だるい、無気力感、昼間眠い、頭痛、めまい、フラフラして倒れそうな感覚、吐き気、首筋のこり、肩こり、 背中のこり、食欲不振、顔が腫れる(特に瞼)、足がむくむ、膝が痛い、腰が痛い、皮膚にぶつぶつと小さい赤いデキモノが出る、皮膚表面がぞくぞくするなどです。
これらの症状の3個以上に当てはまる方は冷房病対策したほうが良いでしょう。

 

それでは冷房対策として下記のようなことを試して下さい。
冷房の風に直接当たらない。冷房の設定温度は出来れば26℃以上にする。
お風呂はシャワーで済まさず湯船に塩を大さじ一杯入れて汗が出るまでゆっくりと(20分ぐらい)入って下さい。
ただし、あまり熱い湯に入ると長湯が出来ません。ぬるめの湯に入ってください。
冷たいものはあまり多食しない。果物や生野菜は身体を冷やすので控えてください。
更に腎を助ける食べ物には黒豆、黒ゴマ、黒砂糖、わかめ、のり、昆布、 椎茸、麦飯、ひじき、レンコン、自然塩、小魚、煮干し等があります。
胃と肺を温めるにはお粥、生姜、ネギ、ニンニク、ニラ、紫蘇葉などがあります。
冷房病に効果のある漢方薬はございます。
さらに、身体を温めるために適度の運動をしましょう。
筋肉運動は熱エネルギーを産生し、体温を上げます。
身体が冷えると新陳代謝が低下して太りやすくします。ダイエットにも良いでしょう。

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