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黄砂で鼻や皮膚にトラブル 2011.04.30

4月ぐらいからの花粉症や肌荒れの症状がひどくて困っている人が増えています。
私見ではありますが中国から来る黄砂の影響で症状が強くなっているのではないでしょうか。
三重県ではこのごろ青空のときが少なくいつも曇ったような空が多くなっています。
かなりたくさんの黄砂が飛んできて車やベランダとかを見ると積もっているのが良く分かります。
黄砂の粒子は粒径が約0.1μm~10μmという非常に小さいので、肺胞の奥まで吸い込まれる可能性があります。
その肺胞に取り込まれた黄砂が東洋医学的に考えるとどのように人体に影響を与えるのでしょうか?
黄砂は砂漠の砂が運ばれてきたものです。
砂漠の砂は昼間の太陽により、熱せられながら乾燥します。
当然その砂漠の砂は乾燥と熱の働きを持っています。
その黄砂の乾燥と熱の働きが肺に影響を与えて肺に芯熱を持たすことになります。
肺が熱を持つと鼻、大腸、皮膚に熱を持ち鼻炎、蓄膿症、下痢、皮膚病を起こす可能性が高まります。
したがって、黄砂が増え始めると、突然咳が出始めてなかなか治らなくなったり、いったん収まりかけた鼻炎の症状がひどくなったり、アトピー体質の人の皮膚が急に熱を持って炎症がひどくなりかゆみが強くなる可能性があります。
時には風邪を引いたのではないかと勘違いしてしそうです。漢方薬で肺の芯熱をとることで症状が改善することが可能です。
4月になってからアトピーの患者さんの症状が急に悪化したり、肺に熱がこもって鼻炎の症状がひどくなったと訴えてご相談に来られる人数が増えてきました。

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