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健康コラム

花粉症について

花粉症はなぜ増えるのか? 2005.03.19

昨今、花粉症になる人が増えております。
このナゾを東洋医学的に考えたいと思います。
東洋医学の原典である傷寒雑病論に次のような文章があります。
「少陰之為病脈微細但欲寝也」この意味は少陰の経に病が起こると脈は微細になって、寝そべりたがる。
ここで言う、少陰の経とは手の少陰心経と足の少陰腎経であります。
その経に関連する手の太陽小腸経と足の太陽膀胱経もトラブルを起こしやすくなります。
少陰の経に病を起こすと体は冷えて汗をかきにくくなり、新陳代謝が低下してやたら眠たくなり、その上行動が不活発になります。
体内に溜まった冷えをくしゃみ鼻水で体外に出そうとしたり、冷えが強いので、それに対抗して虚熱が出ます。
その虚熱が上って、目が赤く充血しやすくなります。
たまに発熱することもあります。
これが、現代では花粉の原因の一つになりうるわけです。
特に今年のように寒暖の差が激しいと体の内部が冷えて少陰の病を起こしやすくなります。
さらに、生活が便利になると体を動かさなくなり(運動不足)、夏はクーラーで体を冷やしすぎ、冷たいものを年中口に入れる機会が増えることによってますます体が冷えやすくなるでしょう。
花粉症の症状が午前中にひどく出やすいのは理由があります。
午前中は陽気がだんだん強くなる時間なのでそれに引っ張られてからだの内部から体表に陽気が引っ張られて出てきます。
そのため、体内の陽気が少なくなり、体内が冷えて花粉症の症状が悪化するのでしょう。
夕方からは陽気が体の内部に戻っていくので、症状は少し軽くなることが多いのです。
前年の夏が暑いと翌年の花粉症がひどくなるのは単に花粉の飛散量が増えるだけでは無いと思います。
前年の夏にクーラーで体を冷やしすぎたり、冷たいものや体を冷やす飲食物を取りすぎてからだの内部を冷やした結果が翌年の春に現れるのではないでしょうか?
花粉症の方は夏の過ごし方に工夫がいります。

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