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健康コラム

花粉症について

花粉症患者に朗報! 2008.02.23

今年は杉が大量の花粉をつけているので、花粉症を持ってる人は戦々恐々としておられることでしょう。
現在、日本人の約20%が花粉症を持っているといわれています。
花粉症グッツはたくさん売れています。
目と鼻を真っ赤にして、息苦しそうにしている姿を見ると何とかしてあげたいと思います。
では、花粉症とはいったいどんな病気なのでしょうか。
花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻みずなどのアレルギー症状を起こす病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも言うそうです。日本では、約60種類の植物により花粉症を引き起こすと報告されています。主なアレルゲンにはスギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカバなどがあります。鼻の三大症状だけでなく、目の症状(かゆみ、なみだ、充血など)を伴う場合が多く、その他にノドのかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。
東洋医学的に考えると花粉症の症状が出ているときは肺に冷えがあったり、反対に肺に芯熱を持っていることもあります。
どちらのタイプの患者さんも下半身には冷えがあります。
根本的なアレルギー体質を改善するためには、この下半身の冷えを治す必要があります。
下半身の冷えとはどこの冷えを指すか分かりますか?
大半の患者さんは東洋医学で言うところの「腎」が冷えています。
私は花粉症の患者さんに対して最終的に「腎」の冷えを改善することを指導してきました。
東洋医学の「腎」とは現代医学の腎臓だけでなく、副腎や膀胱や子宮や卵巣なども含まれます。
もちろん症状が出て困っておられるときは症状を改善することを優先します。その後、アレルギー体質を根本的に改善するために下半身の冷えを温める漢方薬をお勧めします。さらに、花粉症が始まってからでもすぐに効果が出る可能性があります。

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