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健康コラム

子どもの病気について

子どもの病気についてNo.2 2004.11.05

前回の記事の続きを書きたいと思います。
子どもの発熱を伴う病気には 風邪、インフルエンザ、突発性発疹、扁桃炎、中耳炎、おたふく風邪(流行性耳下腺炎)、ひきつけ(熱性けいれん)などがあります。
風邪は東洋医学では風によって起こったと考えます。
つまり、体表(皮膚)に風が当たり、冷えたときに体表を冷やさないために体内の熱が集まってきて対抗しようという自己防衛の反応です。
このときに悪寒、発熱、くしゃみ、鼻水、咳などの症状が起こります。
それに伴って、不機嫌・食欲減退・嘔吐・下痢などもあります。
それではこれを治すのに東洋医学ではどうするかという話を書きます。
風邪の初期には体表に熱が集まっているので、その熱を発散させることを考えます。
体表(皮膚)が冷えて発散が悪くなり、発熱しているときは体表を麻黄、甘草を使って温め発散を良くして、汗をかかせ、体表の熱を外部に出します。
このような治療に使うために使われる有名な漢方薬は「葛根湯」と言います。
そのほかに、麻黄湯、桂枝湯などもあります。

話は余談になりますが、葛根湯、麻黄湯は表実という状態のときに使うので、体表が弱っている生理前の時や妊娠初期には余り使いません。
生理前の時や妊娠初期には子宮に血が集まり、体表の血が少なくなり、表虚という状態になります。
例え発熱しても冷えやすい状態なので「桂枝湯」を使って、体表を少しづつ温めて、じんわりと汗をかかせることで体表の熱を出させるような治療が必要でしょう。
子どもの場合でも体力がなく胃腸が虚弱で体表が冷えやすい子(低体温の子)は「桂枝湯」が良く効くのではないかと思われます。
それから、風邪が原因で食欲減退・嘔吐・下痢の症状を表す場合は何が原因でしょうか。
風邪の芯熱が体内の入り、胃・肝臓・膵臓・胆嚢などのある辺り(東洋医学的には中焦といいます)に集まります。
その芯熱を取るには「小柴胡湯、柴胡桂枝湯、大柴胡湯など」があります。
このように東洋医学では風邪に対してきめ細かく対応することで体に負担をかけずに気持ちよく治すことが出来ます。

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