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健康コラム

インフルエンザについて

新型インフルエンザと予防 2009.05.09

今回の新型インフルエンザは強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に比べて、感染しても比較的軽症で済む「弱毒性」との見方があります。
以下に4月30日配信の読売新聞の記事の一部を転載します。 
『今後、世界各地で、爆発的に感染が広がる恐れがある。国立病院機構仙台医療センターの西村秀一・ウイルスセンター長は「毒性が弱く、重症化率が低くても、多くの人が感染すれば死亡者数は増える。弱毒性の方が感染に気づかないうちに周囲に広げる危険性が高い。マスクをするなど、感染拡大を抑えることが大事」と指摘する。』
通常流行するインフルエンザの死亡率は約0.1%ぐらいです。
新型インフルエンザは免疫がないので、通常のインフルエンザに比べて、感染し、発病する確率は高まる可能性があります。
今回は新型インフルエンザの感染拡大はいったん収束するかも知れませんが、秋からの季節性のインフルエンザと共に再度感染拡大する可能性もあると思います。外出して帰宅してからの十分な手洗いとうがいは励行していただきたい。
外出時は手洗いをしないで、目をこする、口や鼻を触るなど粘膜の露出しているところを手で触ることを控えてください。
うがいは扁桃腺の周囲についたインフルエンザウィルスを洗い流すということなので、出来ればイソジン液などを使って、消毒しながら洗い流すことがベストです。
これらのことを面倒くさがらずにしていただくことで、感染する確率を下げることが出来ると思います。
さらに感染予防と人にうつさないためにもエチケットとしてマスクは必要です。
漢方の原典である「傷寒論」という本には「傷寒」という病名をつけてインフルエンザと腸チフスに対する対処法を解説しております。
2000年以上前は感染症が怖い病気でしたから、漢方で救おうとしたのでしょう。
傷寒論の著者である張仲景は序文で、自分の親類が十数年のうちに感染症で3分の2が死亡して減ってしまったことを嘆き漢方薬の原典を編纂したと言っています。
ありがたいことに今でも漢方薬は感染症に有効だと思います。

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