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健康コラム

不妊症について

生理痛と生理前症候群について 2001.10.23

皆様お元気ですか。
最近、三重県津市では10月になり急に寒くなり風邪を引いておる方が増えております。
今年のような天候になると、身体がバランスを取りづらいので、

風邪もなかなか治りにくくしつこいので、
なるべく早めに寝るとか養生して早めに治して下さい。

 

さて、今回は生理痛と生理前症候群の事を考えてみたいと思います。
生理痛はあるのが当然と考えておられますか。

排卵の起きていない無排卵周期の場合には、生理痛が軽いか、痛みがありません。
このほか、生理前になると精神的にいらいらしたり、頭痛や、むくみ、お乳がはったような感じなど、
体の不調が毎月発症するものを、

「生理前緊張症」あるいは「生理前症候群(PMS=premenstrual syndrome)」といいます。
これは精神的なものもありますが、黄体ホルモンの分泌も重要な原因と考えられます。

これら生理痛と生理前症候群を私が東洋医学的に考えると

生理痛は主に子宮内膜が弱く冷えやすい状態の人に起こりやすいのではないでしょうか。
したがって、子宮の内膜の血行が悪い状態で生理になって内膜が剥がれていくので凄く痛いのでしょう。
生理前症候群は主に子宮の内部(子宮筋)が冷えて血行が悪い状態の人に起こりやすいでしょう。

 

なぜなら、生理の前は子宮に血がどんどん集まってくるのに拘わらず

血行が悪いので凄く気分が悪くなるのでしょう。
このように考えますと有名な当帰芍薬散は子宮の内膜に効いて

水毒を取る働きがありますのでひどい生理痛の患者が治ったことがあります。
それから、温経湯は子宮筋を暖める働きがありますので

生理前症候群の患者さんに使って治ったことがあります。
温経湯は更年期障害の患者さんにも優れた働きをすることがあります。
しかし、これらのケースは一例ですから全ての患者さんに当てはまる訳ではない事をご理解ください。

生理痛と生理前症候群でお困りの方は一度ご相談ください。

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