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健康コラム

不妊症について

着床障害について 2001.05.30

西洋医学的に着床障害を分類すると、子宮因子によるものと黄体機能不全によるものがあるそうです。
そもそも着床とは何かと申しますと以下のとおりです。

 

精子と卵子が出会って受精卵となります。

その受精卵が細胞分裂を繰り返しながら卵管を、子宮腔の方へ送られます。

子宮の内腔は繊毛の生えたような粘膜で覆われていて、これに受精卵が付着し、妊娠が成立します。

この現象を着床と呼びます。

 

●子宮因子による着床障害
子宮の奇形、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープなどが、

不妊症患者の約15%を占めるといわれています。

 

●黄体機能不全による着床障害
排卵後の卵胞は黄体と呼ばれる物に変化します。

この黄体からプロゲステロンとエストロゲンが分泌され、

子宮内膜を増殖期内膜から着床に必要な分泌期内膜という状態に変化させます。

特に重要なのはプロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンで、

その血中濃度は排卵前の約30倍にも達します。

黄体ホルモンは、体温中枢に作用して体温を上昇させる作用もあります。

体温の変化は、プロゲステロンの分泌の状態を反映します。  

黄体の働きが悪く充分にホルモンが分泌されない場合や

子宮内膜がホルモンに反応しない場合を黄体機能不全による不妊症といい、

不妊症患者の約10%ぐらいといわれています。

 

 

私が考えますには、人工授精をしたり体外受精を何度も繰り返したのに拘わらず、

妊娠できなかった方は着床障害があるのではないでしょうか。

そういう患者さんは東洋医学的に考えると弱っているところを発見します。

その弱点を直せば着床しづらい患者さんでも妊娠しておられます。

どうか希望をもってご相談ください。

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