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健康コラム

不妊症について

ストレスと不妊症 2001.03.02

不妊症の治療というのは体の中にだけ問題があると思いますか? 

私の考えではありますが、精神的なことも大きく影響しているような気がします。

何故なら、妊娠されている方が必ずしも子宮や卵巣の働きが完璧で、生理不順が無いわけではありません。

この状態でも、よく妊娠されたと感心するケースがあります。

またこんなに元気なのにどうして妊娠されないのか、不思議な方もおられます。

その上、ご主人にも異常が無く、すこぶる元気なのです。 病院でも原因不明と診断されておられます。

ではなぜ妊娠できないかと考えますと、妊娠することに対する思いが強く、プレッシャーになっているのです。

これが大脳に影響を与え、そのまた下にある間脳の視床下部や下垂体にも影響が出て、

卵巣に対する刺激ホルモンの分泌が悪くなるのではと思います。

 

これらの事を考えて見ると、ストレスも不妊症治療の上では大切な要素でしょう。

私が常に感じるのは患者さんが自分の回りの人からの期待や思いに敏感に反応して、

ストレスを感じているような気がします。

周りの人の何気ない一言が患者さんを大きく傷つけていることがあるのです。

 

私からのお願いでもあるのですが、不妊症で悩んでいる人に対しては、

不用意に「子供さんはまだですか」などの日常会話のようで悩んでいる人に対して

プレッシャーをかける言葉は控えてほしいと思います。

ご本人は頑張りたいのに結果が出なくて、鬱状態のようになって落ち込んでいるくらいですから、

ちょっとした一言が大きな重圧になるのです。

鬱病の方にたいしては、絶対励ましてはいけないということを皆様もご存知だと思います。
不妊症で悩んできる人に対してもやはり注意が必要だと思います。

もちろん不妊症の方が全てストレスだけとは思いませんし、

人に言われても平気な方もおられますが、外から見ただけではなかなか心の傷は見えません。
漢方薬でホルモンの働きを良くする事が出来ますので真剣に悩んで落ち込んでいる方は是非御相談ください。

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