ここ最近になって急に増えてきたのは東洋医学で言う血の病(お血症)です。
近頃のご相談を東洋医学的に考えてみると随分血が弱ってきているなと感じます。
水も空気も汚れ、食品にも添加物があり、生活環境全体が悪くなってきておりますので
ますます人間の身体も汚れてきているのでしょうか。
私も20年以上漢方薬を使って健康と病気のご相談に乗ってきましたが、
今年の状況は今までの常識を覆されるような事が次々と起こってきています。
今年は辰年ですから何が起こっても不思議がないと聞いておりましたが、
それにしても信じられないような人間の身体の変化があります。
今年になって突然体調が悪くなったと言う方が沢山ご相談にこられます。
何かお身体の中で大きく変化が起こり、今まで静かにしていた血の汚れが一気に噴出してきているようです。
天候不順で身体が揺さぶられ今までは何とか弱りながらもバランスを保てた方も今年は崩れてきているのでしょう。
これは一見大変困ったことに思えるかもしれませんが、
身体が悪いものを外に出し浄化しようとしているのではないでしょうか。
お血によって起こる病気には
癌、肝臓病、心臓病、脳梗塞、脳血栓、子宮筋腫、不妊症、卵巣膿腫、糖尿病、アトピー性皮膚炎などです。
なかなか治り辛い病気がほとんど含まれています。
お血によってヒステリーになったり、精神不安定になったり、過食気味になったりする事もあります。
それから、女性の大敵であるシミ、目の下の隈の原因もお血症です。
むち打ち症も東洋医学的に考えるとお血症です。
お血があるとまずそれを治さないと他の漢方薬がまったく効かない事があります。
これ以外にも色々な事に関係がありますのでなかなか治らない症状でお困りの方は是非ご相談下さい。