最近のご相談の中では芯熱がこもっている方と下半身が冷えている方が大変増えております。
風邪がこじれて肺に芯熱がこもりなかなか咳が止まらない患者さんがたくさんご相談頂きました。
肺の芯熱と云っても皆さんには余りピンと来ないでしょう。
しかし、身近でも良くある症状です。
風邪を引いてからなかなか治らないこもった咳が続く状態を経験された方の多いと思います。
痰が咽喉の奥で引っかかってなかなか取れずにいつまでも咳が続く時や
気管支の奥の方から押し出してくるしつこい咳が出る時はありませんか。
こういう咳には肺の芯熱を取る漢方薬が非常に素晴らしく良く効いてくれます。
先日ご来店頂いた患者さんの実例ですが、二年間咳が止まらなくて相当困っておられました。
この患者さんは大変丈夫な体質の方でお年より若く見えました。
70代の女性で肌が綺麗な方でしたが、やはり気管支系が弱く肺に芯熱がこもっていました。
朝や夜中の外の温度が寒くなったり、
お布団に入って温まったりすると途端に咳がひどくなり寝ていられなくなります。
その患者さんに当店で直ぐに服用して頂きましたところ
咽喉のいがらっぽさが消え咳も軽く出るようになり治まってきて
声がかすれていたのが治ってしまいました。
その間の時間はわずかに15分ぐらいでした。
漢方薬がこんなに早く効き目を現す事が信じられないようでしたが体験して頂き分かって頂けました。
本日五十肩と云われて右腕の方の所が痛くて
引きつり腕を後ろの曲げる事が出来ずにエプロンの紐が結べないので困ったとご来店頂きました。
この患者さんも普段は元気な方ですが、この天候のために腎が冷えてしまいました。
そのために小指の側がひどく引っ張ってつるのでいたそうでしたが、
漢方薬を飲んで5分ぐらいで痛みが取れ腕が後ろの回って紐が結べるようになりました。
しかし、あまりに早く症状が消えたので
「あれ」「あれ」「あれ」と不思議そうに何遍も腕を動かし試しておられました。
余りに簡単に痛みが取れたのでおかしいぐらいに治ったと笑っておられました。
このように実は漢方薬はゆっくり効くと言うのは間違いです。
もちろん完全に治すには後は続けてお飲み頂く必要はあります。
急性の軽いの症状などは数分で消える事が良くあります。
漢方薬はゆっくり効くと云うのは間違った情報です。
早く効く事もありますので咳が続いて困っている方は是非お試し下さい。