近年、糖尿病が増えてきているのは、ご存じのことと思います。
タンパクの糖化によって生じる活性酸素や糖化タンパクなどが、
さまざま糖尿病の合併症を起こすのではないか、と考えられています。
また糖化によって抗酸化酵素SODの性質が変わって抗酸化能が低下します。
その結果、さまざまな臓器で活性酸素による障害が起こりやすくなります。
糖尿病や付随する合併症には血中で増加した糖とフリーラジカルが絡んでしまいます。
糖尿病患者の血球中のSOD活性および血しょう中の活性酸素消去能が乏しいことから、
一種の酸素ストレスをこうむると抵抗力の弱い状態になるのです。
このように、高血糖状態によって発生した活性酸素によって、
すい臓のβ細胞が傷ついてから、さらに高血糖になるという悪循環になります。
この活性酸素を除去するのには漢方薬が大変有効です。
是非ご相談下さい。