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健康コラム

その他

水飲み健康法は必要? 2006.09.02

まだ暑い日は続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
暑いとついつい水を飲みすぎてしまうことがありますね。
水飲み健康法が話題になっていますが、本当に水はたくさん飲む必要があるのでしょうか?
漢方の原典の傷寒雑病論には水を飲むことによって起こる病気があることを説明しています。
次のような条文があります。「問曰夫飲有四何謂也師曰有痰飲有懸飲有溢飲有支飲問曰四飲何以為異師曰其人素盛今痩水走腸間瀝瀝有声謂之痰飲飲後水流在脇下咳唾引痛謂之懸飲飲水流行帰於四肢当汗出而不汗出身体疼重謂之溢飲咳逆倚息短気不得臥其形如腫謂之支飲」とあります。
その意味は「飲の病(水分の取りすぎ)は四種類あって、痰飲、懸飲、溢飲、支飲とあります。昔は丈夫で、今はやせていて水を飲むと腹の中でピチャピチャと水がしたたるような音が出るのを痰飲といい、水を飲んだ後わき腹に力が入ると脇腹にまで痛みが及ぶのを懸飲といい、飲んだ水が手足のほうに及んできて、もしも汗が出ない場合は身体がうずいて重くなるのを溢飲といい、咳がこみ上げて物によりかかって、呼吸が速くて息づかいが苦しく横になって休むことが出来ず身体がむくんでいるのを支飲といいます。」ということです。
水を必要以上に飲みすぎてばかりいるとこれらの病気を起こすということです。
たとえば、心下に痰飲があり胸脇苦満してめまいがすることがあります。
そういうときには茯苓桂枝白朮甘草湯は主治ということです。
支飲もまたぜいぜいして横になることが出来ず、その上に呼吸が速くて息苦しくなります。
こういうときには小青竜湯を使うこともあります。
支飲の症状は喘息の症状に似ていませんか?
したがって、むやみに水を飲みすぎると喘息になることやめまいを起こすことも出てくるということが分かりましたか?
人の身体はうまく出来ていて、水分が欲しいときにはのどが乾くようになっています。
よほど胃が弱って水を受け入れなくなっていない限りは必要なだけの水分は自然に補われるはずです。
誰でも一律に一日何リットル飲みましょうという考え方は理解できない理論です。

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