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健康コラム

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産後の病について 2005.03.26

女性の病の中に意外に多いのが産後の病です。
産後というと産後1,2年の間に起こると思われがちですが、実際は産後から数十年経って、病が表面化くることがあります。
そう考えると産後病はほとんどの経産婦(妊娠、出産を経験した女性)がかかる可能性のある病ということになります。

 

漢方薬の原典の傷寒雑病論に「問曰新産婦人有三病一者病痙二者病鬱冒三者大便難何謂也師曰新産血虚多汗出喜中風故令病痙亡血復汗寒多故令鬱冒亡津液胃燥故大便難産婦鬱冒其脈微弱嘔不能食大便反堅但頭汗出所以然者血虚而厥厥而必冒冒家欲解必大汗出以血虚下厥孤陽上出故頭汗出所以産婦喜汗出者亡陰血虚陽気独盛故当汗出陰陽乃復」という文章があります。
その意味は「婦人の産後に起こる病の脈と症と治療をおたずねいたします。産後直ぐに起こしやすい病には、三つあります。

 

その一つは痙病であります。その二つ目は鬱冒をやみます。その三つ目は大便の出にくいのを苦しみます。
師が言われるには、産後直ぐには血が虚していて、その上に暑がって汗が良く出る。
そのために、風邪にあたりたがるのである。
そこで体を冷やして、それで痙病を病むようになるのである。
血虚して貧血しその上に発汗をして、熱を奪われて表が冷え、そのために気が頭部にこもって胃を病むようになる。
血虚の上に発汗して体液のムラを生じて、そのために胃が乾いてそれで大便の出が悪くなる。
産婦が鬱冒を病むと脈がかすかで弱くなり、表がふさがって嘔いて食べられず、大便は反って堅くなり、ただ頭からだけ汗が出る。

 

その理由は、産後は血虚しているから血の巡りが悪くなり体が冷える。
気血のめぐりが悪くなると必ず、冒が起きる。冒を起こしている病人は、回復するときにはたいへん汗が出る。
これは血虚して下半身が冷え、陰を離れて陽気だけが上に出るから、頭から汗が出るのである。産後直ぐの婦人が良く汗を出すのは、血である陰が少なくなって血虚し、そのために陽気だけが盛んになってしまうから、それで汗が出て陰陽の調和をするのである。」
ここで言っている産後の三つの病は女性に多い病気があります。
一つ目の痙病とは現代医学的に考えると神経痛、リュウマチ、膝関節炎などです。
二つ目の鬱冒は冷えのぼせ、うつ病、育児ノイローゼなどが考えられます。
三つ目はお肌の大敵である便秘ということになります。
これらの病は東洋医学的に考えると産後病から治すことが出来ると思います。
このほか、産後の芯熱が抜け切らなくて、さまざまな生活習慣病の引き金になりうると考えています。
血虚も貧血だけでなく子宮や肝臓に問題を起こす火種になりそうです。

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