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妊婦と貧血 2003.05.24

天候が不順で風邪が流行っていますね。
読者の皆様はお元気ですか。今回は、妊婦と貧血ということを考えてみたいと思います。

 

妊婦さんが体調を壊して入院したという話を時々聞きませんか。
妊娠腎、妊娠中毒症、切迫流産、妊娠性の糖尿病など心配なことが多いのです。
確かに妊娠をすると生理的に普段とは異なる状態になります。
しかし、自然は上手く出来ていて健康な女性が妊娠すると体力が上昇するようになっているみたいですね。
元気な妊婦さんは、体温も上がり妊娠初期は新陳代謝が上昇します。
そのため、汗をかきやすくなったり、暑がりになります。
しかし、体力のない方は、妊娠しても体温が上がらず、お腹が冷えて腹痛を起こしたりします。

 

妊婦さんの体の生理的な変化について、具体的な例を挙げてご説明したいと思います。(「周産期の生理学」 寺尾俊彦編 MCメディカル出版より引用)
妊娠すると母体の循環血液には、量的ならびに質的な変化が始まります。
そのうちの最大の変化が血液量の増加です。
総血液量は、第12週ごろから次第に増加し始め、妊娠34週には妊娠していない時の約40%の増加をみます。
そして、妊娠36週をすぎるとやや減少の傾向を示し、産褥(出産後)6週~8週でほぼ妊娠前値に復帰するという経過を取ります。血液は,大きく分けて2つ,血球成分と血漿成分でできています.妊娠時の血液量増加は、血球量よりも血漿量の増加に負うところが大きくなります。
血漿量増加は妊娠12週ごろより赤血球量増加に先立ってはじまり妊娠34週にピークを示します。
血漿量は、平均値で、妊娠していない時よりも約50%増加し、結果として血液は希釈された形となり“水血症”の状態になります。これは,見かけ上貧血傾向を示すことになります(血球成分が相対的に少なくなるから)。

 

つまり東洋医学的には、血虚や水毒の状態になりやすいと考えられます。
血虚や水毒は、血液循環を悪くし身体を冷えやすくして妊娠中の体調不良の原因になります。
漢方では血虚と水毒を治すお薬がありますので妊娠中で体調の悪い方は是非ご相談ください。

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