今回ご紹介したいのは私がご指導している患者さん(この時点で妊娠9ヶ月)の体験談です。
これから、妊娠する方にも現在妊娠しておられる妊婦さんにも読んでいただきたいと思います。
お腹の赤ちゃんが意思を持ちお母さんとのほほえましい交流の記録です。
これは私にとってもたいへん感動的なお話でした。
以下にご紹介します。
『私が、一番最初におなかの赤ちゃんが、私に何か言っていると感じたのが、
丁度、食事の時間になると決まって動いてきた時でした。
最初は、偶然としか思っていなかったのですが、そんなことがほとんど毎回続くようになり、
もしかして、おなかの中から、私に「おなかがすいたよー」と言っているように思えました。
それまでも、おなかの赤ちゃんに向かって話しかけていたのですが、
それからは、赤ちゃんに主人と二人でニックネームをつけて、ますます積極的に話しかけるようになりました。
二人で話しかけると、言葉ではないけれど、動きで返事をしてくれる。
それがとても嬉しく、そして楽しく今日に至っています。
私は、妊娠する前から食欲旺盛な方で、妊娠してからも、つわりの時期を除いては、そうでした。
体重や妊娠中毒症のことが気になりながらも、
つい食べてしまって・・・・・それが、時々食べ過ぎてしまうと「ぐるっ、ぐるっ」と赤ちゃんが動いて
くるようになり、段々と食べ過ぎた時はいつも動いてくるようになったのです。
おなかの中から「もう、おなか一杯だよー。もうこれ以上食べないで」と言っているように思えてきたのです。
それまでは、主人に「食べすぎだよ。体重管理とか大丈夫なの?」と言われても、
「おなかがすくんだから仕方ないよ」と素直に聞けなかったのですが、
赤ちゃんからメッセージを送られると別でした。
そのお陰で、今、妊娠9ケ月ですが、体重も急激に増加することもなく、体重管理ができて、
特に悪い所もなくすごく健康で元気に毎日が送れているのだと赤ちゃんに本当に感謝しています。
特に最近、胎動を強く感じるようになり、夜、主人と話をしていると、ただ動くだけでなく、
私たちの会話を理解して会話に加わって、3人で会話してるように思えることが度々あります。
私がそう感じるだけなのかも知れませんが・・・楽しい話をしていると、赤ちゃんも喜んで大きく動きだし、
また、逆に楽しくない話をしてるともうそんな話はしないでと言っているかのようにドンドンと叩くように動いてくるのです。
そして、その話を止めると不思議とドンドンと叩く動きを止めるのです。
大人でも楽しい話や愉快な話をしている時の方がいいように、
まだ胎児でも、もうすでに大人と同じような感情があるんだと改めて思い知らされ、
私たちも楽しい話ばかりをするようになりました。
最近、赤ちゃんに話しかけた時、主人と私の区別ができるかのように、主人が、おなかを撫でながら話しかけると、
私が昼間、話しかけた時とはまた違う動き方で、すごく喜んでいるかのようにとても大きく動き出すのです。
寝る前に、「また、明日も一杯お話ししようね」と話しかけると、返事をするかのように動き、
この前、私が、「お・や・す・み」とポンポンポンポンと4回おなかを叩くと、
同じように4回連打して返してきたのです。
私の思い違いかなともう一度試してみると、同じように返してきたので、
この時は、びっくりするのと同時に、とても感動しました。
最近、散歩を始めました。だいたいその時間が近づくと、もう散歩の時間だよと、教えてくれます。
おなかの中でも、時間の感覚ってあるのかなって、思っています。
私たち大人は、つい自分中心の形で物事を考えてしまいがちですが、
胎児は本当に純真無垢な心で正しいことを教えてくれるような気がします。
そして、何の疑いもない素直な心で胎児に接すれば心を通じ合えるんだと実感しています。
子育ては、子供が生まれてから始まるのではなくて、自分たち夫婦の間に授かってくれた時から
もうすでに始まっているんだと改めて思います。 今、毎日が楽しくて楽しくてしょうがありません。
我が子の誕生を主人と二人で楽しみに心待ちにし、毎日楽しく生活できますのも、
先生にお会いできて、先生から色々なすごくためになるお話を聞かせていただいているお陰であると
主人も私も本当に心から感謝しております。本当にありがとうございます。
赤ちゃんに会えるまであと2ケ月弱。健康で丈夫で元気で生まれてきてくれることを願い、
毎日、心穏やかに、赤ちゃんとの会話を楽しんで、残りの妊婦生活を楽しんでいきたいと思っています。』
本当に素晴らしいお話でした。私一人が聞くにはあまりに勿体ないと思いご紹介します。
このような知的レベルの高い赤ちゃんがたくさん出来ています。
是非、ご相談ください。