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健康コラム

肩こり・腰痛・肩痛・神経痛について

老化と関節痛の関係 2003.06.07

老化すると関節に痛みが現れると言われていますが本当にそうでしょうか。
高齢になっても関節痛のない方もおられると思います。
そうはいっても確かに高齢者に関節炎を起こしているケースが多いことも事実です。

 

それでは,関節炎の原因は何でしょうか.

高齢者は、体力が低下して組織の回復力も落ちて炎症が起こりやすくなるという面もございますが、

私はそれだけの原因とは思いません。

なぜなら、若い人にも関節炎は起こります。

この場合は、冷えが原因で関節痛が起こっているのでしょう。

この冷えを治すことによって西洋医学的な治療とは違った回復をすることが出来ると思います。

もちろん、西洋医学的な治療と併用して漢方薬を飲みながら関節炎を改善することが出来ます。

 

皆様ご存知の樹液シートを使っても楽になったというお話がありますが、

患者さんに合った漢方薬で内部を温めると、膝周りの筋肉が温まり膝関節にかかる負担が軽くなり、

屈伸がすごく楽になり大変喜ばれています。
なかには芯熱が原因で膝関節に炎症を起こしている患者さんもございます。
その時は芯熱を取る漢方薬を選んでお出しすることになります。
例えば、雨にぬれてとか汗をたくさんかいて、

皮膚が緩んだところに冷気や風が強く当たって

皮膚が急に冷え発散が出来なくなり皮膚の直ぐ下に芯熱を持ち、

その芯熱を冷ますために津液(体液)が集まり、

むくみと疼痛が発生したときには麻黄杏仁ヨク意仁甘草湯が良いと思います。
ここであまり津液を抜いてしまうとさらに芯熱が強くなる可能性が出てきます。
身体は一切無駄なことをしないので、

出来れば自然に自分で治るようにバランスを取ってあげるようにすれば、

自然治癒力が発揮されびっくりするほど早く治ることがございます。
私の願いは西洋医学的な治療と東洋医学的な治療が助け合って、

患者さんのためにより良い治療できることです。
病院にかかりながらでも漢方薬をお飲みいただくことは出来ますので是非ご相談ください。

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