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健康コラム

夏バテについて

夏ばてを考える 2001.07.19

今年の夏は記録破りの暑さですね。
皆様はこの暑い夏をいかがお過ごしですか。

 

最近、そのため冷房を一日中かけることが多くなり冷房病と夏ばての相談が大変増えております。
その他、気づかれずに増えているのが血虚の症状です。
血虚というのは聞きなれない言葉でしょうが、例えば一日中だるい、

めまい、ふらつき、立ちくらみ、目の前に星が飛ぶ、目がかすむ、力が手足に入らない、
疲れやすい、まぶたの裏が白い、舌に歯型がつくなどの貧血に近い症状が出ます。
心当たりのある方は気をつけて下さい。

 

ご飯をしっかり食べてご養生ください。
夏には冷たいもの、果物、アイスクリームなどをたくさん取りがちですが

この季節は以外に腸が冷えやすく食中毒にも注意が必要です。
東洋医学的に考えますと冷たいものをどんどん取ると胃が冷えてその冷えが肺や心に伝わります。
肺が冷えれば鼻炎、風邪、皮膚病になり易くなります。
心や循環器系が冷えれば狭心症、心筋梗塞、心不全、脳梗塞、脳卒中などを起す危険性が高まると思います。
スポーツをして急に冷たいもの、冷やしたビ-ルを飲むことは

大変心臓に負担をかけることになりますので特にご注意下さい。
過労が重なってもク-ラ-にかかりすぎても身体は冷えやすくなります。
現代人の生活は冷えに侵されやすい条件がたくさん揃っているようです。

 

昔のように夏になっても汗を掻く事が少なくなり、中にはほとんど汗を掻かないという方もあります。
汗と言うのは東洋医学では心液と言います。

その心液は心から出てきて胃を通り肺から皮膚に来て出てくるのが汗です。
心、胃、肺、皮膚のいずれを冷やしても汗は止まってしまいます。

汗を掻きにくい人は心、胃、肺の何れかが冷えていることが原因でしょう。
汗がかけないと体温調節が出来なくて暑い時は苦しいでしょう。

 

とにかく今年は体を冷やすものを取りすぎないようにして気をつけてク-ラ-をうまく使いましょう。

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