夏バテというのは真夏の暑い時だけでなく、ちょっと涼しくなってから、出てくることが多いので皆様はいかがでしょうか。
夏バテの症状は以下のとおりです。
なんとなくだるい、目の下にクマがある、肌が荒れている、動悸、息切れ、疲れが取れない、すぐ横になりたい、ため息をよくつく、肩こり、首こり、背中の張り、腰痛、食欲不振、口臭が気になる、頭痛、めまい、下痢、便秘、思考力の低下、睡眠不足、胃もたれなどがあります。
思い当たる症状がいくつも思い当たる人は夏バテが疑われます。
9月になってこのような症状を訴えてご相談に来られる人が増えてきました。
未だかつてないほどの暑い夏を過ごした後であれば、夏バテが出てきても不思議はないでしょう。
自然に回復する人は問題ありませんが、心臓の弱い人や高齢者はできるだけ早く回復されたほうが良いと思います。
とことん弱った患者さんにとって喜ばれている漢方薬があります。
東洋医学で言う「虚労」は寝ても体を休めてもなかなか疲れが取れない状態をいいます。
漢方薬には虚労に使う薯預丸というのがありますが製品化されたものは残念ながらございません。
しかし、これに牛黄を配合した漢方薬はあります。
本当に弱って、仕事や勉強に支障が出ているという方は老若男女にかかわらず飲んでいただく価値があると思います。
長年漢方薬を扱ってきましたが、この薬は起死回生の薬として重宝してきました。
今年の夏は尋常ではない暑さでしたから、無理を重ねると心臓が持つのか心配になります。
疲れが取れなくて困っておられる方はお気軽にお尋ねください。