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健康コラム

冷えについて

高齢の人の冷え対策 2009.10.17

高齢の方は夏風邪を引くと治りづらく長引くことがあります。
インフルンザばかりが注目を浴びて、風邪は忘れられているようです。
暦の上では秋に入って朝晩は涼しくなっていますが、日中は結構暑く夏日のような日もあります。
朝晩の温度差があるので意外に冷える人が多いと思います。
高齢の方ほど冷えやすいのでご注意ください。
50歳を越えると「腎虚の症」が出やすくなり、身体が冷えやすくなるということです。
「腎虚の症」とは老化や発育不全によって腎の機能が低下し、それに伴って下腹部の緊張充実がなくなって生じる症状です。
その症状は風邪を引くと少々熱があってもやたら寒がる。手足がいつも冷たくて夏でも厚着してあんかやコタツがいる。真夏でも冷たい麦茶より熱い番茶をほしくなる。あまりのどの渇きを訴えない。おしっこの回数も比較的少ない。
冷えて慢性的に下痢気味。特に気温が最も下がる夜明けごろにお腹が差し込みが来る。またトイレで失敗して惨めな思いをする。
運動失調で普段から動きが鈍い。よくつまづく。足元がおぼつかない。ふらつき感があり外出を怖がる。冷えて足がむくむ。めまいを訴える。急に理由もなく心臓がどきどきする。
これらの症状は東洋医学では「少陰病」とも言います。つまり冷えによって新陳代謝が衰え、或いは逆に新陳代謝が衰えたために冷えが強くなり、そのためさらに水分が滞留してまた一層冷えの症状が強くなります。
このようになると風邪を引いてもなかなか治りづらく何時までも引いていてぐずぐず長引くと言うことになります。とにかくなんとなく元気がなくなります。
高齢者だけでなく子供や若い人にも出てきました。
皆様の近くにもそのような方がおられませんか。
少陰病の状態を改善し身体が温まってくると元気になります。

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