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健康コラム

不妊症について

男性不妊症と漢方薬について 2004.10.02

東洋医学の原典である傷寒雑病論には「男子脈浮弱而渋為無子精冷」という文章があります。
脈が浮いて弱く脈の流れが渋るのは冷えが強くて血虚すれば子を生ずる気が不足しているということです。
「精冷」は精液が薄く精子が少ないという意味でしょう。
最近、男性不妊症が増えています。
これは毎日の生活に問題があるような気がします。
まず、若い男性がご飯をきちんと食べることが少なくなっています。
それから、冷たいものの取りすぎで、さらに運動不足が体を冷やすことに拍車をかけているような気がします。
頭脳労働する人は精力が弱く、肉体労働の人は精力が強いと昔から言われています。
どうもその話はあながち眉唾物ではなさそうです。
なぜなら、頭脳労働の人は室内で働くことが多く運動不足になりがちです。
さらに夏はクーラーで体を冷やし、さらに冷たいものをたくさん飲めばますます体が冷えることになるでしょう。
糖尿病も若年化していますので、これが原因の男性不妊症も増えてくるのではないかと危惧しています。

 

男性不妊症に有名な漢方薬は「桂枝加竜骨牡蠣湯」というのがあります。
春と夏になると胃腸が弱り、体調が良くなく風邪を引きやすくなったりする人に使ったりします。
精神的なストレスが強く、男性不妊症になっている方にも効果があることがありました。
男性不妊症は全てこの漢方薬で治ってしまうというほど簡単ではありませんが、
試すに値するものであると思います。
男性不妊症もご相談にのっておりますので、お気軽にお尋ねください。

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