前回の記事は大変反響で、多くのお問い合わせがありました。
咳が続いて困っていた方がご来店頂き、直ぐに楽になったと喜んで頂きました。
皆様は不定愁訴という言葉を聞いた事がありますか。
頭痛、不眠、疲れやすい、イライラする、手足が冷える、倦怠感、肩がこる、
お腹がゴロゴロする、めまい、食欲不振、憂鬱、便秘といった自覚症状があるのに、
病院で調べてもらうと、どこも悪くないと言われた事がありませんか。
この様なケースが不定愁訴です。
しかし特定の病名を示すものでなく自覚症状も同時に複数を訴える人が多いのです。
また昨日は頭痛で今日はお腹がゴロゴロするというように、日により症状が異なる事もあり、
男女の違いや年齢に関係なく現れます。
しかし女性の更年期に現れる様々な症状も不定愁訴と考えられ、
その意味では女性に多いと言えるでしょう。
漢方の場合、西洋医学的な病名が付いていなくても、
患者さんの自覚症状を大事にして、症状に合った処方を体質を見ながら行っていくことができます。
不定愁訴は東洋医学的に見れば、何らかの原因がありますので、
その原因をつかんで適切な漢方薬を飲んで頂ければ次第に良くなっていきます。
お困りの方はぜひご相談下さい。