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更年期障害  2002.07.07

更年期とは生殖期と非生殖期の間の移行期で個人差があるが45歳から53歳ごろに相当する。
卵巣機能が衰退し始め、消失する時期にあたる。
更年期障害とよばれる種々の症状をきたすことがある。
卵巣機能の衰退または消失によっておこる月経の永久的な閉止を閉経という。
更年期女性において明らかな原因がなく、月経が1年以上ない時閉経と判断してよい。閉経が43歳未満でおきたものを早発閉経、55歳以後でおきたものを遅発閉経という。ただし、東洋医学では49歳と考えています。

 

1995年日本産婦人科学会は、わが国の閉経年齢について、閉経年齢について、閉経年齢の返金血を50,5歳とし、45歳から56歳を正常範囲とする提案をしている。
更年期障害の西洋医学的な原因は加齢に伴って体内では下垂体卵巣系の内分泌異常、すなわち卵巣よりのエストロゲンの分泌減退と、このことに基づくゴナドトロピンの異常分泌がおこる。
つまり30歳代を頂点として血中エストロゲンは以後減少の一途をたどるが、この変化が性中枢である視床下部に働きかけて、過剰なゴナドトロピンの分泌を引き起こし、同時に視床下部の自立神経中枢にも影響を与えて、自律神経失調症状を起こす。このようにしておこる代謝系の機能低下を伴う一連の自律神経失調症状を更年期障害とよんでいる。
更年期障害の症状として次のようなものがあるとされています。
頭痛、頭重感、偏頭痛、めまい、または顔面紅潮を伴うのぼせ、熱感と冷感が交互に来る、耳鳴、頻脈、心悸亢進、不眠、不安感、いらいら、憂鬱感、気分易変、記憶力減退、ヒステリー、腰痛、神経痛、肩こり、全身倦怠、月経異常、隠れたうつ病性のものもあるそうです。

 

これほどの症状を並べると何かが当てはまりそうです。
非常にとらえどころがない病状と言うことになりますね。
過去に私がご相談に乗った1人の患者さんの診断に対してあるときは更年期障害、あるときは自律神経失調症、あるときはうつ病と診断を受けておられた場合がありました。
西洋医学的には更年期障害に対してホルモン補充療法があります。
そこで東洋医学的には「証」によって患者さんごとに漢方薬を考えてお薦めしております。

参考文献 婦人科学 金芳堂 

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