弟子:先生、今日はストレスについて教えてください。
内臓の冷えに注意するようにと先生からよく教えていただきますが、内臓の冷えの原因で食生活や生活習慣もある思うんですけど、他になんか考えられることってあるんですか?
秋江先生:ストレスの冷えじゃないかね。ストレスっで血行を悪くするんだよ。緊張すると身体がこわばから血流が悪くなる。体温は血が作ってるでしょう。血が巡回することで、あったまる。血が来んくなっちゃったら、冷えちゃうんだね。
弟子:ストレスで血流が、悪くなるんですね。
秋江先生:血流が悪くなっちゃうね。
秋江先生:また強烈なストレスをうけると、腸の腸内細菌が全部死んじゃって、頭真っ白になって、ストレスが強く、怒りが強すぎて、真っ黒の髪の毛が一瞬にして真っ白になるのも腸内細菌ですよ、白髪って。
弟子:一遍に白髪になる人っていますもんね。
秋江先生:強烈なストレスで腸内細菌が駄目になっちゃって、血が駄目になってしまう。髪の毛って血の余りだから。生えたらそれで終わりじゃなくて、常に栄養を与えないと。栄養来なくなっちゃったら、がらんどうになるよね。要は、木がね、白骨化するみたいな。
弟子:そうですね。
秋江先生:毛髪相談するために、顕微鏡を使って毛髪を見るっていうのは、勤めてるときにやったんです。教えてもらいにいったんですけど、顕微鏡で見ると、骨っていうのは、鉛筆みたいになっていて、木があって真ん中に芯があっるよね。髪の毛はその木にあたるところは、透明なケラチン質なんですよ。カブトムシがつるつるする、あの、葉っぱがつるつるしているような、そういうケラチン質が、ようはビニールみたいなのが被っているんですよ。鉛筆の芯のような、それが髪の毛。そのビニールみたいなのはほとんど透明に近いでしょ。中の芯がメラニン色素で、その芯が黒い。その、メラニン色素があり、横にたんぱく質が入ってるんですけど、芯のたんぱく質が抜けちゃうと、当然メラニン色素も抜けちゃうので、真っ白になっちゃう。メラニンが少ないときは金髪になる。メラニンが多いか少ないかで、紙の色が黒くなったり白くなったり。
弟子:日本人は結局メラニン色素が、
秋江先生:多いね。
弟子:多いって事ですよね。
秋江先生:だから真っ黒。黒髪ってそういう。
弟子:そういうなのですよね。
秋江先生:だから白髪と、黒い髪の違いはメラニン色素の量とそれを保持しているたんぱく質の量。だから栄養不足になってくると白髪が出ちゃう。一回白髪になったら体の状態が良くなって、栄養を髪の毛から送り出すと冷えるからまた黒に戻る。
弟子:なるほど。そんなところにもストレスが絡んでくるんですね。
秋江先生:だから、心っていうのは何か。心のほうが、本当は強くて、体は支配されている。だから心の状態で健康にもなるし、疾患にもなるし、ね。
弟子:先生、そうするといつも怒っているには損ですね。
秋江先生:そうね。周りも不愉快だし、本人も病気になってくる。笑ってる方が、自分のために、
弟子:周りのためにも、いいってことですね(笑)
秋江先生:今日はここでおしまい。
弟子:ありがとうございましたm(_)m