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健康コラム

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乳酸菌に対する大きな誤解 2014.10.30

多くの方は「乳酸菌」という言葉から、牛乳から出来たものと言う間違ったふうに認識されています。
乳酸菌は発酵によって糖から乳酸をつくる嫌気性の微生物の総称であります。
したがって、牛乳に由来するものもありますが、日本にはそれ以外のものを発酵させて出来た乳酸菌をたくさん含んだ発酵食品がたくさんあります。
たとえば、みそ、醤油、漬物、納豆、干物、甘酒、日本酒、米麹、鰹節などがあります。
乳酸菌は人体に有益な菌のため「善玉菌」とも呼ばれます。

乳酸菌は、腸内で大腸菌など悪玉菌の繁殖を抑え、腸内菌のバランスをとる役割を果たしています。そして、便通の改善だけではなく、免疫力を高めがんを予防するなど、さまざまな働きがあると言われています。 
日本人は昔から、ご飯と味噌汁を中心にした食生活を送ってきました。
それに加えて一緒に発酵食品を食べてきました。
これが健康のための重要な要素になって来たのだと思います。
今や20代の人の中にも歯周病(歯肉炎、歯槽膿漏など)を患っている人が過半数であると言う話も出てきております。

朝に歯を磨くと血がにじむと言う方は要注意です、歯茎が弱って歯ブラシでちょっと傷つくと血が出てきてしまうと言うような状態になっています。
東洋医学的に考えると歯茎というのは胃腸に関係しています。
胃腸が弱っていることで、歯周病になって行くと思います。
食事の欧米化という問題がこのような形で表面化して来たのだと思います。
なぜなら、日本人に慣れない食べ物に対して消化不良を起こして、胃腸に負担をかけることになる。
そのために日本人の胃腸が弱体化して、逆流性食道炎、口内炎、過敏性大腸炎などの症状が出てくることになると思います。
私の見解ではありますが、本来アジア人には合わない乳製品以外の原料を用いた乳酸菌を毎日欠かさず、取り入れることで腸を健康にしてほしいです。

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