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健康コラム

咳について

今年の咳は治りづらい 2008.12.13

寒くなってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今年は日ごとに気温が変わり寒暖の差が激しいので、風邪を引いている人が増えてきました。
今年の風邪の特徴として、風邪は治ったのに咳だけがしつこく残り何時までも続きます。
一般的な咳止めの薬を飲んでもなかなか止まりにくいことがある。
治りづらいのはなぜでしょうか?
東洋医学的に考えると急に身体の表面が冷えて、体表が自己防衛のために奏理の開合(気の出入り口)を閉じて、陽気が出入りすることが出来なくなり、体の内部に陽気がこもる。
簡単に言うと急に身体が冷えて、びっくりして陽気(熱)の出入りを止めてしまう。
そのため、発汗も熱の発散も出来なくなり体内に熱がこもります。
肺に熱がこもった時の症状は肺の奥から出てくる咳がでたり、鼻づまりになったり、口の中が乾いたり、息が熱っぽくなったり、声がかすれてひどいときは声が出なくなることもある、舌に白い苔がでたりする。
胃に熱がこもると胃が重くなったり、胃痛、むかつき、吐気、舌が白い、便秘になるなどの症状がある。
肝に熱がこもると身体がだるい、気分が優れない、いらいらする、せっかちになるなどの症状がある。
風邪がこじれてもこのように体の内部に熱がこもって、体調が悪くなり何時までたっても調子が良くないことがあります。
肺に熱がこもっているかどうか見分けにくいときは手の甲に自分の息を吐きかけて、熱っぽいなと感じたときは肺に熱がこもっていると考えて良いと思います。
なかなか、風邪が治りづらかったり、咳だけ残ったり、胃の調子がすっきりしない、熱が下がったのに身体がだるいと思われる方はぜひ漢方薬をお試しください。

ケンコウ薬店

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