今年に入ってからは冷えのご相談が増えています。
今まであまり冷えを感じなかった人まで、冷えを意識し始めたというお話もありました。
また、身体の冷え方も永年の冬とは異なり、かなり厳しい冷えを受けているようです。
時には深刻なご相談もあります。
冷えと言っても漠然と理解しておられませんか。
身体が冷えるとどのようになるかを考えてみたいと思います。
まず、皮膚が冷えると風邪やインフルエンザになります。
心臓が冷えると狭心症や心筋梗塞なども起こすでしょう。
肺が冷えると激しい咳がでる、喘息になる、花粉症になる、肺炎になったりするでしょう。
胃が冷えるとむかつき、食欲不振、胃痛、胃もたれなどになるでしょう。
腸が冷えると下痢、腹痛、アレルギー(花粉症、喘息、アトピー、食物アレルギー、化学物質過敏症)などを起こす可能性があります。
肝が冷えると疲れやすい、筋肉がこわばり、肩こり、腰痛、痔などが出てくるでしょう。
腎が冷えると尿が近くなり、耳が遠くなり、骨が弱り、髪が白くなり、精力も減退し、白内障が進むなどの症状が出てくる。いわゆる老化が進行するということになります。
ちなみに癌も冷えと関係があると思います。
いろいろな病気と冷えが関係あると理解されるとより真剣に冷えを治そうという気持ちになっていただけるとありがたいですね。