40代からのお肌に、細胞活性化のススメ。

健康コラム

その他

子宮発育不全が増加 2002.01.13

最近、良く聞くお話の中で子宮発育不全というのがあります。
子宮発育不全は子宮の発育が未熟のために子宮から出血の出る通り道(子宮頸部)が細く

血液を排出しようとして、子宮が強く収縮するので強い生理痛がおきる事もあります。
したがって、生理痛がひどいだけでなく出血量が少なかったり生理出血の日数が短い方が多いようです。

 

子宮発育不全は不妊症の多くの女性に見られる。

それは、女性ホルモンの働きが良くなくて子宮にも影響を及ぼしているのでしょう。
具体的な子宮の大きさと言うよりも、機能が問題になるが、

極度に小さ目の人には、月経不順が伴いやすく、妊娠しにくいでしょう。
なぜ,こんなにも生理不順の人が多く子宮発育不全が増加しているかを考えてみました。
食生活に対する考えが根本的に間違っているのではないのでしょうか。

 

皆様は主食、副食というのはご存知ですね。
それでは主食は何でしょう。それは日本人にとってはご飯(米)です。
副食がおかずですね。今は副食がたいへん重視され主食が軽視されております。
米は消化器系を助ける働きがあります。米には良質のたんぱく質が含まれ消化されると今話題のアミノ酸になります。
このアミノ酸が子宮や卵巣を育てるたいへん重要な栄養素となります。
たんぱく質は肉や魚や大豆にもあるとお考えになると思いますが、消化されて始めて利用できるわけであります。
栄養学的には肉や魚のほうにたんぱく質が多く優れていると考えられるかもしれません。

 

しかし、私の今までの経験で考えるとご飯をしっかり食べている方のほうが、健康を保っておられ、

副食重視の方のほうが生活習慣病に罹っているケースが多いと思います。
ご飯をしっかり食べていない女性はどちらかと言うと貧血傾向になりがちで

東洋医学的に考えても血虚になっています。
血虚になれば子宮の発育が悪くなっても不思議はありません。
そこで血虚とは単に貧血傾向だけでなく血の働きが弱っているつまり血行が悪い状態もさすのでしょう。
この血虚によって起こるのは例えば肩こり、頭痛、めまい、手足の冷え、腰痛等など皆様が身近な症状ですね。
こう考えると現代人には非常にたくさん見受けられる症状ばかりです。
生理不順、生理痛でお困りの方は是非ご相談ください。

ケンコウ薬店

  • 〒514-0035 三重県津市西丸之内24-13 
    TEL:059-224-1389
  • 営業日:水曜日・金曜日・土曜日 営業時間:9:00~16:00
Copyright(c) 2021KENKOU PHARMACY. All Rights Reserved.