近頃、貧血気味でご相談される方が増えているような気がします。
皆様の中にどうもこの頃、身体がふわふわするとか、頭がボーとする、何となくだるい、疲れが抜けにくい、風邪がなかなか治らない、手足に力が入りにくい、昼間によく眠くなる、運転していてヒヤッとした、瞼をめくったら裏側が白い、などの症状が出ている場合は血が弱っている可能性が高いと思います。
おそらく今年は腸が弱るので、栄養の吸収が良くないと栄養不足になり、知らないうちに貧血気味になってしまうこともあるかと思います。
じわじわと弱って来るので、本人は気が付かない可能性があります。
周りの人から、顔色が良くないのではないかと言われて初めて気が付くということもあるかもしれません。ご自分のご家族の中に顔色が妙に白くなって来たり、昼間に眠そうにしたり、疲れやすくなって元気がなかったり、急に目がしょぼしょぼしたり、髪がパサパサでライオンペアーになったり、肌が荒れて乾燥していたりなどの症状が重なって出ていれば注意をされたほうが良いと思います。
今年になってまだ、日も浅いのですがかなり深刻な影響が出て来ていると感じます。
そのうえ、今年は肺も鼻や皮膚も弱りやすい。
皮膚が弱ると外界の温度などの影響も非常に受けやすくなり、気温の変化が大きいと胃腸の働きも低下して、消化能力も落ちるのでより血に栄養が与えられなくなり弱っていくことになるでしょう。
特に女性は健康と血が密接に関係することがあるので、注意が必要でないかと思います。
まずは胃腸の働きを良くするために良く歩いて運動して欲しいものです。
食事は胃腸の働きを助ける米を食べましょう。残念ながら小麦では無理です。
日本はもともと火山灰地で酸性土壌なので、胃の働きを抑えることになる。
そこで米を食べることによって補ってきた。まことに理にかなった方法と言えます。
日本の文化である米食は意味があるということを知って頂きたいと思います。