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健康コラム

不定愁訴について

帯状疱疹の痛みと漢方薬 2007.06.23

今年の天気は変化が激しいですね。体調を壊している方が増えています。
そのためでしょうか、帯状疱疹の話をよくお聞きします。
帯状疱疹といえばひどい傷みが出るということが知られています。
その痛みに漢方薬で対応できるか考えてみたいと思います。
帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウィルスによる感染症です。神経支配領域に沿って疱疹が帯状に現れ、疼くような痛みを伴います。
通常では疱疹は数週間(3週間)ほどでよくなりますが、神経痛が後遺症として続くことがあります。
帯状疱疹ウィルスが潜んでいるのは、おもに神経組織です。したがって発疹は神経の分布に沿って出現します。帯状疱疹のできやすい部位は、胸や背中です。
皮疹の発現する数日前から神経痛様の痛みや違和感、知覚異常がみられます。その後浮腫状の紅斑(充血による紅潮、赤み)、小さい丘疹(皮膚の隆起)が現れ、これが小水疱(水ぶくれ)になります。最初は赤い発疹で、少し膨れて、さわるとピリピリした痛みをおぼえます。ここに小さな水ぶくれが現れ数日のうちに全体として帯のように並んで見えます。水疱はびらん、一部潰瘍となりやがて乾燥して痂皮(かさぶた)となり治ります。
まず第1番に胸から背中にかけて発疹が出来やすいことと他には腹部にも出来ること、次に2番目に帯状疱疹の痛みは皮膚の表面が傷むことから考えて、体の表面に熱を持ったと推測できます。
したがって、以上の肺と腸に芯熱を持っていると考えて、肺と腸の芯熱を取る漢方薬を考えて飲めばこの痛みを治すことが可能となるでしょう。
ただし、初期は水疱瘡と同じと考えて痛みがあっても水の停滞からくると考えて漢方薬を使うべきでしょう。
痛みが慢性化した場合は前期のような考え方が良いと思います。
ウィルスが原因で起こる疾患でも漢方薬で治る可能性が十分ございますのでぜひご相談ください。

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