排卵障害という言葉をご相談中によくお聞きするようになりました。
西洋医学的な治療として、
まず
(1)クロミフェンで一時的に卵胞ホルモンを低下させその反動で卵巣を刺激し排卵を促します。
(2)hMGを投与して卵胞の発育を促し、卵胞が排卵に十分な大きさに発育した後はhCGを投与し排卵を促す方法です。
hMGは下垂体性性腺刺激ホルモン(ゴナドドロピン)のことで、
間接的に卵巣を刺激するクロミフェンに比べると直接卵巣を刺激する強い排卵誘発剤です。
卵胞刺激ホルモンと(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)の2種類のホルモンの合剤で、
この混合比率の違いで、ヒュメゴン、パーゴナルなどがあります。
主に無排卵の人に使われます。
hCGは胎盤性性腺刺激ホルモンのことで、排卵のきっかけを作ったり高温相を安定させ、
着床しやすくする働きがあります。
この他にも治療法はあります。
このような西洋医学的な治療を受けても排卵できない方もおり、当店でご相談を受けたことがあります。
やはり子宮、卵巣がかなり弱っており、
一年以上かけて漢方で体質改善して排卵できるようになった患者さんです。
是非悩んでおられる方はご相談下さい。